がん患者からスポーツ選手までもが注目する
手術以外の選択肢
『再生医療』・『先進医療』
再生医療とは、わたしたちの細胞が持つ再生力を活用して、傷ついた組織や失われた機能を元通りに戻すことを目的とした医療技術です。
メジャーリーガーが野球肘の手術を回避するために行った治療もこれにあたります。関節障害の治療の他にも、抗がん剤で衰えたがん患者の免疫力を強化させたり、美肌再生として美容クリニックでも積極的に取り入れられ、幅広い分野で再生医療による治療が活用されています。
どちらの老後がいいですか?
老化には、私たちの体の細胞が日常生活で傷ついた時、それを修復してくれる「幹細胞」という細胞が関係しています。
幹細胞は傷ついた細胞を修復することで、私たちを健康で若々しく保ってくれます。
しかし、年を取ると幹細胞の数が減り、質も落ちてしまいます。
例えば、生まれた時には約4億個ある健康な幹細胞が、20歳で約9割、40歳、60歳、加齢とともに減少し、質も悪くなります。
これにより、40代以降は細胞の修復がうまくいかず、病気になりやすくなったり、外見も老けて見えるようになります。
再生医療では、年齢に関係なく、健康で良質な幹細胞を取り出して増やし、体内に戻すことで、体を若返らせ、健康で若々しい外見を取り戻すことができます。
この治療では薬や手術は必要ありません。
※再生医療はどこでも受けられるわけではありません。厚生労働省より計画番号を取得している医療機関でのみ、再生医療による治療を提供することが可能なので必ず承認の有無をご確認ください。
再生医療は様々な疾患に応用されています
- 肝機能障害(肝硬変・劇症肝炎、肝硬変後後遺症)
- 糖尿病
- 腎疾患(慢性腎臓病)
- 脳⾎管障害(脳卒中・脳梗塞後遺症) ・アルツハイマー型認知症・パーキンソン病
- 関節の痛み(変形性膝関節障害・股関節の痛み・肩の痛み) ・半⽉板損傷
- 循環器の疾患 虚⾎性⼼疾患による不整脈、⼼不全・⼼筋梗塞後後遺症・狭⼼症
- ⾻・神経等 ⾻粗しょう症・脊髄損傷・末梢神経障害
- 肌・⽑髪 肌再⽣・肌の⽼化防⽌・アレルギー性⽪膚炎・⽑髪再⽣
- がん免疫治療
- 視⼒回復
- 男性機能回復(ED)
- 更年期障害
- スポーツ外傷(スポーツ外傷による機能障害や関節の痛み)